Touristを観て

ParaviオリジナルドラマのTouristを何気なく観て、

しっかりとハマり、特に水川あさみさんの回がズバリな感じで良かった。

3人の世代の違う女性が主人公のオムニバス形式で、それぞれが

バンコク・台湾・ホーチミンへと旅をして、そこで三浦春馬くん演じる、

謎の青年と出会い、しばしの時を共に過ごす。

久々に私は三浦春馬くんを見たので、

なんか、きれいになったな、

と思った。

一般的には、女性に対して向けられることの方が多く、

男性に対しては、かっこ良くなった、とか、大人になった、とか、

そんな感じなんだと思うけれど、どうしても私は、

きれいになった、がしっくりくる気がした。

直前に、彼が舞台キンキ―ブーツでドラァグクイーンの役を

演じていることを知り、私はそれまで全然知らなっかたので、

なんだかとても府に落ちた気がした。

　

表舞台に現れなくても

もちろん、舞台は華やかで、素晴らしいものだと思うけれど、

やっぱりテレビで見ないとなかなか日本では、あの人どうした、

消えたんじゃないか、なんて言われがちではあると思うし、

私もとっても興味はあるし、キンキ―ブーツの舞台も観てみたい！！と

とても思ったけど、彼のことをこれまでそこまで注目は正直してこなかった

ので、こんなきれいになるんだなと三浦春馬くんを見て、そう思った。

それに、その後に観たコンフィデンスマンJPの映画でも

とても彼は良かったし、Touristの少し若さゆえの経験の少なさからも来る

薄っぺらさが絶妙だったと思う。

水川あさみさん演じる主人公との噛み合わなさもリアルだった。

（若くても、厚みのある方ももちろんいると思います、すみません。）

芸能人に限らず、自分の目に映らなくても、知らなくても、噂さえ聞かなくても、

その人が何もせず、何も感じず、何も考えていないなんてことはないのは

当然で、だから見えている部分が全てでもないこともまた当然で。　

　

前世からの積み重ね

よく、やってみたらできた、とか、全然触れてなかったり、

関わってこなかったのに、それができてしまう人がいるという話を聞くけれど、

それは、たまたまそういう才能があっただけ、

なんてそんな生易しい感じ、私は抱かない。

ある人から聞いて、信じるのも信じないのも自由だけれど、

私がしっくりきたのは、前世でやってきた、積み重ねてきた、

という意見。

もしかしたら、前世の前世のそのまた前世から、

何度も何度も失敗を重ねて、今世で魂がそれに再び導かれる、

いや、またやると、決めて生まれ変わってきていることだって、

多いにあると思う。

簡単に、うらやましがったりするのは、ちょっとナンセンスなんじゃないかと、

思う。

だから、目に見えてる上澄みだけじゃなくて、ああそうだったんだ、

とか、こういう事を考えて感じて、今があるんだな、と

知ることができる瞬間はすごくきらきらしているし、

自分自身のことも、物語みたいに、

点で悲観するのではなくて、

長い目で線や円の様に、見ることができたなら、いいな。