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Gardener Gardener

映画と、そして脚本家について

空も飛べそうな

良き映画は、それはそれは、空も飛べそうな、そんな気持ちに、

させてくれるものだ。

もちろん、絵画や音楽、小説も、大好きなものは

空を飛んでる様な心地なんだけれども、

なんだか映画だけは、私にとって特別な存在でもある。

何故、

飛べそうな気持ちに、なるのか。

たぶんそれは、作り手のパワーというか、魂が、

たくさん込められているからなのかもしれない。

もちろん、絵画や音楽、小説も、魂はたくさん、

込められてるのは、百も承知なんだけれども、

ことさら映画は、観終わった後の自分への、

充電の量を多く感じる。

映画を観る時は、夜に観るのもまたポイントだったりする。

観終わった後に一人、昼間よりは人の少ない外の世界へ出た時、

月や星が見えたなら、尚サイコー。

「何だって、できる。怖いことは、何もない。」

そんな風に、想ったりする。

 

神を感じるか

 

私は今、日本では特に好きな脚本家が2人います。

医龍やコード・ブルー1、2などで知られる林宏司氏と、

リーガル・ハイやコンフィデンスマンJPの古沢良太氏。

私が飛べそうだ、という気持ちに最近なったのは、

コンフィデンスマンJPの映画を観たからで、

こうしてるうちにもムズムズムズムズ、

もう1回観たい気持ちでいっぱいになってしまっているっていう。。。

両氏に共通するのは、神を感じる時があるということ。

物語を、登場人物たちを、遥か彼方の空の上から見ている様な、

そんな視点で描かれているから。

林宏司氏は、これでもか、と主人公の心の弱い部分を強くしようと、

試練を与えるところが、神。

古沢良太氏は、普通なら「え~」と敬遠される様な性格や人物像を

主人公に与えて、無茶苦茶やっても良いんだよ、

という暖かい目線が、神。

 

好きなものの森をつくる

さそり座は、自分の好きなものを植樹していく様に増やしていって、

やがて大好きなものの森を、心の中につくってゆくと、

石井ゆかりさんは言っていた。

私はあと、死ぬまでにどれだけ素敵な作品に出合い、

好きなものを増やしていけるだろう。

「人間、何を好きになっても良いんだ」と、

脚本家の木皿泉氏がQ10の中で書いていたけど、

(あ!!木皿泉氏は別格に好きでございました。。)

好きなものを、好きと言って、それで好きなものを、

どんどん増やしていく、そうやって生きていきたいと、

思うのです。

 

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