生きてゆくのに、覚悟って必要ですか。
Cheer up! よりも、Don’t Cry
超絶メッセージ性の強い救急箱(缶?)を先日ゲットしました~!
英語って、デザインにそのままなるところが良いなと思います。
日本語で「泣かないで」と書いてあっても・・欲しくない・・(笑)
頑張ってるのに、うまくいかない時、ひねくれものの私は、
「頑張って!」に心がぎゅうっとなる時がありました。
本当に、海の底にいる様な時には、
“Don’t Cry”と、
自分を励ましたい。
数年前に会社でお昼休憩中に、ラジオから流れてきた曲。
「どんなときでも ただ自分を信じて」と
人はみな いつもそうやって言うけど
信じたくない 信じられない
嘘の自分がいるときは どうしたらいい
平原綾香の“What I am”という曲でした。
なんだか毎日もやもやな気分だった私の心にすごく
突き刺さりました。
気付かれない様に、心の中で、泣きました。
“覚悟”って、なに?
「女の子だから、覚悟って言葉、解らないと思うけど」
と、言われたことがありました。
“女の子だから”解らない、にハラワタが煮えくり返るほど
ムカつきましたが、
え、覚悟って、なに?
そんなもの、そういえば、私今まで意識したことなかったし、
その言葉の存在が、まるで初めて出てきたみたいな気がしました。
だけど、
なんだか覚悟という言葉に、すごくひっかかり、
それから半年だったか、一年だったか、覚悟という言葉の
扱われ方を観察し、考察してみました。
(私はさそり座なので、ものすごく根にもつタイプなのです!
だって、覚悟してない自分が甘い、と言われている様な気がして、
自分が自分で怖いよ~・・根にもたないタイプのさそり座さん、すみません・・)
そして、私は今のところのひとつの結論に達しました。
“現代社会を生きてゆくうえで”覚悟は、必要ないということです。
辞書によると、
・危険なこと、不利なこと、困難なことを予想して、
それを受けとめる心構えをすること。
「苦労は覚悟のうえだ」「断られるのは覚悟している」
・きたるべきつらい事態を避けられないものとして、
あきらめること。観念すること。
「もうこれまでだ、と覚悟する」
覚悟はネガティブな事象に対する心の中の予行演習的なもの
といったところ?
でも、人は、心の中でいくら予想していても、
実際にそのことが起こってみなければ、
どれだけ辛くて、苦しくて、悲しいかなんて、
正しくは分からない、と私は思います。
誰が、会社に入る時に壮絶なパワハラに遭うと予測しますか?
誰が、結婚する時に殺されるかもしれないと感じるほどの
DVに遭うと予測しますか?
また、仮に想像して、覚悟したとして、
それで実際に起こったことに対して、
覚悟は何をしてくれますか。
何の役に立ちますか。
何も起こっていない、もしくは序章の時点で、
クライマックスに何が起こってどういう風に感じるか、
なんて絶対に分かりっこない、と私は思います。
例えば、いつ死んでもおかしくない、動乱の戦国の世で、
「信長、覚悟~!!」的なものは、分かります。
死を前にした、最期の瞬間への覚悟です。
神風特攻隊が、思う様な種類の物です。
本来、覚悟とは、そういう特別で高次元(高エネルギー)の、
数少ない事象の時に必要なものだったのではないでしょうか。
「覚悟が足りないから、挫折する」?
「夢を実現するのに、覚悟が必要」?
必要なのは、決意と信念
もし、どうしようもない想いに打ちひしがれた時、
自分を支え、生かしてくれるもの、
それは、
「これを成し遂げる!」という、
決意だと私は思っています。
そして、決意の点の連続が、信念の様なものになると、
思っています。
覚悟なんて、どんな風にも役に立たないと思っています。
少なくとも、私には必要のないもの。
だって、人生100年時代の到来と言われている現代において、
覚悟なんて何回したらいいんだって話です。
覚悟の安売りと無駄遣い
人はそんなにネガティブな事象に対して対策しても、
根本的に元気にはならないと私は思います。
必要なのは、ポジティブに決意してゆくこと。
決意や信念は、辛いことや、苦しいことが起こった時に、
覚悟よりは役に立ちそうです。
そいうわけで、
私は、“一人の人として”覚悟は解りません!
Thank you!!